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日経平均、次の大きな節目はいくらか


日経平均、次の大きな節目はいくらか

ITバブル時の高値2万0833円突破へ


東野 幸利 :国際テクニカルアナリスト


2015年06月24日

日経平均株価は23日の終値で2万0809円となり、再び年初来高値を更新しました。ギリシャ債務問題の進展や、政府の成長戦略(素案)に金融機関の持ち合い解消が言及されて金融株が上昇したことなどが、主な株価上昇の背景のようです。

上昇相場は、いよいよ加速する?

これでハイテク株や通信株などが大相場を演じた、2000年のITバブル時に付けた高値(2万0833円)に接近、24日はこの高値を15年ぶりに抜く歴史的な日になる可能性が高まっています。

この2万0833円という価格は、2007年の高値1万8300円の次ぎに大きな上値の壁といえるところで、もし上回ると、これからの株価の上昇余地が一段と広がる見込みです。


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あくまでも、日経平均ベースの話になりますが、昔風にいうと、「IT相場以降、長い間塩付けになっていた株券がひと回転効いてくる」ということです。そうなると、筆者の肌感覚では、上げ相場もいよいよ加速の局面に入ってくることが予想されます。中期では1996年の高値2万2666円が一つのメドになるかもしれません。

今後の短期的なポイントとしてあげておきたいのは、日米の経済指標です。7月1日は、6月調査の日銀短観が午前8時50分に発表になります。また、7月3日は米国の6月雇用統計の発表(日本時間21時半発表)を迎えることになります。

日銀短観に話を戻しますと、前回の3月調査の日銀短観では、「大企業製造業の業況判断DI」がプラス12と、前回調査から横ばいにとどまりました。円安進行による輸出や収益の拡大を背景に景況感改善を予想する向きが多かったのですが、特に自動車は中国向け輸出の鈍化や国内販売の低迷などが企業の慎重姿勢につながる内容でした。
今回7月1日に発表予定の6月調査の予想も、横ばいのプラス12が見込まれています。結果は比較的ぶれますが、最近、弱いのか強いのかよくわからないトヨタ自動車株の反応が注目を集めそうです。

「これからも相場は強そうだ」と言える理由

一方、大企業非製造業の予想は、前回3月調査まで2期連続で改善。原油安にともなうコスト低下が円安によるコスト増加の影響を上回る好内容でした。訪日外国人客の旺盛な消費によって、小売がプラス5と4期ぶりに改善したのも特徴でした。6月調査はプラス23と3期連続で改善が予想されており、インバウンド関連株のこの先の動きを決めるポイントになりそうです。

いずれにしても、ここ最近で運用成績がいまひとつのヘッジファンドなどの短期筋が、経済結果の良し悪しを受けて、相場の動き出す方向にベットしてくる可能性が高いのも、相場加速の要因として挙げられます。


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一方、これから夏枯れ相場(市場が低迷し売買高が減少する傾向)が到来します。歴史が示すように、やはり夏場は売買高が減少する傾向があります。

例えば、東証1部の売買代金を2000年~2014年までの15年間のデータを使い、各月1日あたりの平均売買代金をみると、1月~6月までの1兆6000億円に対して、7月~8月は1兆3900億円程度まで落ち込む傾向があります。絶対水準だけをみるとたいした減少ではありませんが、一般的には売買高が増えるときは株高傾向、売買高が減少すれば株価は低迷します。

特に今年は注目度が高い株主総会が集中する週に高値を更新したことが特筆されます。企業のガバナンス意識の向上は、日本人が思っている以上に海外投資家からの評価が高いようですが、株主総会の後、海外投資家がどんな行動をとってくるかが需給面での相場のポイントです。
思い起こせば、2013年末にかけては、証券優遇税制の廃止による駆け込み売りが増える代わりに、2014年開始のNISA(少額投資非課税制度)対応で、国内の個人の買いがかなり盛り上がり、株価上昇に拍車をかけるかたちとなりました。

しかしながら残念なことに、2014年に入ったとたん、海外投資家の売りが出て相場は下落しました。株主総会を境に急に下落に転じることはないと思いますが、海外投資家が夏休みをとる前に、利益を確保する考えは「あり」だと思います。

とはいえ、崩れそうで崩れなかった欧米株式や為替の円安ドル高に加え、ITバブル時に買った持ち株の評価損の改善や、新興株の上昇を通じて投資家の強気マインドが強化されています。

「プチ小型株バブル相場」が始まった?

マザーズ指数は1000のフシを突破してきました。新規上場が再開したことで新興市場に資金流入が顕著です。米国でもNASDAQやラッセル、バイオテクノロジー指数などの小型株を主体とする指数が史上最高値を更新するなど、日本とよく似た現象が起きています。


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実際、マザーズ市場の2004年~2014年までの11年間の売買代金を調べると、東証1部とは違い、6月に増加する傾向があり、7月も年間のなかでは比較的高水準を維持することが多いようです。今年は6月22日現在、6月の1日あたりの平均売買代金が1000億円(6月の11年平均では600億円程度)まで増加してきており、出来高が株価に先行している可能性が高そうです。もしかすると、「プチ小型株バブル相場」の始まりのような局面とみています。

当然ながら、マザーズ市場もアベノミクス相場の恩恵を享受したわけですが、実は2013年5月以降は調整が続いていました。チャートの話で恐縮ですが、東証マザーズ指数は2013年5月高値を起点に、2014年1月高値を通る「上値抵抗ライン」(上値の壁となる線)をようやく上抜け、「買いサイン」が点灯したところです。

それは2年間続いた「三角もち合い」(上値を結んだ線が切り下がり、下値を結んだが切り上がることによって、2本の線が交差して三角形の形状になること)を上抜けたことを意味し、これから再び上昇相場が始まる可能性が高いと思われます。 

小型株物色の季節到来に加え、売買高の増加とチャートのフシ突破。こんな見え過ぎた買いサインどおりに、相場の神様が動いてくれるとはさすがに思っていません。しかし、ここから約3割高を目指すくらいの強い相場が到来する可能性は十分あると見ています。
http://toyokeizai.net/articles/-/74432?page=3
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